【実機レビュー】BOSS KATANA HEAD MkIIを数年使って分かったメリット・デメリットを徹底解説
海の日なのにサミー商店7周年記念777分生配信を見ながらこの記事を書いてます。巫秋月です。
「真空管アンプほど高価ではなく、それでいて本格的なサウンドが欲しい」
そんな貴方にお勧めしたいのがBOSSのKATANAシリーズです。
今回はそのKATANAシリーズの1つ、ヘッドアンプタイプであるKATANA HEAD MkIIをレビューしていきます。
こちらの動画で実際に使用しておりますが、非常に直感的で使いやすいです。
という事でこの記事では、
- 実際の使用感
- Gen3との違い
- 良かった点
- 気になった点
- どんな人におすすめなのか
を本音でレビューしていきます。
購入を検討している人、安くて音が良く高性能なアンプをお探しの方は是非参考にしてみて下さい。
KATANA HEAD MkIIとは?
KATANA HEAD MkIIはBOSSの100Wヘッドアンプです。
主な特徴は
- 100Wヘッドアンプ
- 内蔵5インチスピーカー搭載
- 5種類*2のアンプタイプ
- 5系統のエフェクトを同時使用可能
- USBレコーディング対応
- BOSS Tone Studio対応
- パワーコントロール搭載(0.5W / 50W / 100W)
といった感じで非常に多機能なアンプになっています。
分かりやすく言うとヘッドアンプ、パワーアンプ、コンボアンプ、キャビネット、オーディオインターフェース、マルチエフェクターとして使える超万能なアンプですよって事ですね\( 'ω’)/
これが当時4万円出せばお釣りが帰って来たわけですからBOSSというメーカーがどれほど良心的なのかが伝わると思います。
良かった点
音が良い
これはもう言わなくても分かるでしょう。
あのBOSSのアンプですからね。どこのスタジオにも置いてあるJC-120を作ったRolandの親会社ですからね。
音が良いなんてのは当然なんですが、その音がとても使いやすいんですよ。
実際の音は冒頭の動画を見て貰えれば分かります。
KATANA:GOはプリセットのまま使ってますし、KATANA HEAD MKⅡでは実際に私が音作りをしたらこんな感じになるよってのを実演しております。
どのチャンネルも出来が良いですし、音もある程度これ単体で作り込めるので初心者から上級者まで人を選ばず非常にオススメです。
エフェクターをほとんど買わなくて済む
皆さんBOSSといえばなんでしょう?
そうですね、コンパクトエフェクターですね。
KATANAシリーズ最大の魅力はなんといってもBOSS製エフェクトが多数内蔵されていることでしょう。
普段多くの方が使用する
- ブースター
- コーラス
- フェイザー
- ディレイ
- リバーブ
辺りは十二分に搭載されておりますし、その品質についても疑う余地はないでしょう。
初心者~中級者くらいならこれ1台あれば十分満足出来ると思います。
むしろこれで満足出来ないならよっぽど拘ってる方だと言っても過言ではないですよ。
自宅でも使いやすい
KATANA HEAD MKⅡをコンボアンプとして使う場合は最大30Wなのですが、Power Controlという機能のおかげで0.5Wまで出力を落とすことが出来ます。
これのおかげで自室での練習も可能になりますし、スタジオや小さい箱での演奏時にはワット数を落とすことでVolを削る事無く音量を抑えられます。
ワット数を落とすのとVolやMASTERを削るのは『音量を下げる』という意味では同じなのですが、箱鳴り感やパワー感みたいなのが全然違います。
広さや環境に適したワット数を選択出来るって言うのは演奏の際のモチベーションというか、満足感に影響するのでこれはとてもありがたい機能ですね。
BOSS Tone Studioが便利
これも私が実際に動画で使っているヤツですね。
使用するにはPCやスマホが必要になりますが、実機を使っているかのような直感的なインターフェースをしているので初めて使う方でも基本的な部分はすぐに使いこなせるようになると思います。
私は普段HelixLTを使用しておりますが、こちらはある程度操作に慣れが必要だったり、出来ることが多すぎてパラメータに対する知識も要求されるのでKANATAと比較すると数段難しくは感じますね。
Helixシリーズも一応マルチエフェクター界隈では直感的な方ではあるんですけどね……。
気になった点
説明書の内容が堅苦しくて初心者にはイマイチ分かりづらい部分がある。バリエーションとかCONTOURとか。
まぁある程度使ってれば大体こんな感じかなぁってなるし、分からない部分は使わなくても十二分に機能するアンプなのでそこまで問題にはならないと思いますが……。
あとキャビネットの音が部屋で弾く程度の音量だと軽く感じますね(その分壁を超えないので部屋練には最適だけど)
どちらかというとクリーントーン向けのキャビネットでアンプノリとかは良さそうではあるんですが、かなりクリアな印象があります。
なのでこれに合わせて低音を上げると低音強いキャビを使用した際や音量を上げて使う場合低音が強くなりすぎる傾向になりますね。
これは音作りをする際のポイントでもあるのですが、一歩控えめにするというか、少し物足りないくらいに抑えるっていう意識をすると良いと思います。
この辺りは冒頭の音作り動画の本編とオマケを聞き比べて頂ければ分かりやすいのかなと。
もしくは次回から音作りについてお話していくのでそちらを読んでいただければと思います。
あとはまぁしいて言えば内蔵エフェクターが直列オンリーなのと並びがパターンしかない事ですかね。
Gen3との違い
| 項目 | MkII | Gen 3 |
|---|---|---|
| 発売時期 | 2019 | 2024 |
| アンプタイプ数 | 5種類 | 6種類(Pushed追加) |
| 音の傾向 | やや硬め・輪郭重視 | より自然で真空管ライク |
| AIR FEEL | あり | 改良版 |
| USB録音 | ◯ | ◯(低遅延化) |
| Bluetooth | 別売アダプター | 別売アダプター |
| 内蔵スピーカー | 5インチ | 5インチ |
| 価格 | 中古3~4万円 | 新品5万4千円、中古4~5万円 |
という事でMkⅡとGen3の違いなんですが基本的にGen3の方が真空管っぽさを重視してます。
その最たるものがbloom機能なんですけど、これは分かりやすく言えばSagやアタックの速さを追加する機能ですね。
専門用語抜きに言うならチューブアンプっぽくなる機能です。
ぶっちゃけこれが欲しいっていうんじゃなければMkⅡで良いです。
PushedアンプはMkⅡでClean + Boosterの組み合わせで再現出来るっちゃ出来るんでここはあんまり重要視する必要ないとは思いますし、BROWNアンプタイプも改良されているらしいですがこの辺もEQのパラメータが若干変わるだけの話なので……。
なんなら私のようにモダンメタルサウンドを追求したいだとか、ゲームやアニメの曲をやりたいって方ならMkⅡの方が相性はいいと思います。
どうしてもMkⅡの方がデジタル感があるというか結構かっちりした感じの音になるんですよね。
逆にGen3はアナログ感が増しているのでエモい感じの表現力豊かな演奏をやりたいって方に向いているんじゃないかなーと。
私から見てもGen3は着実に進化しているんですが、MkIIの価値が下がったというわけではないと考えてます。
特にBrownチャンネルを中心に使うならMkIIは今でも十分“現役”のアンプと言えるでしょう。中古価格まで考えるとむしろMkIIのコストパフォーマンスは過去最高クラスだと感じてます。
私が実際に使って感じたこと
私はJTV-89Fというギターを使用しているのでHelixLTを使用しておりますが、正直このKATANA HEAD MKⅡがあればそれだけで満足出来る音は作れます。
事実HelixLTは電源代わりに使っていただけで今年の頭まではKATANA HEAD MKⅡで音作りをしてyoutube活動してましたし。
アンプ単体で結構な所まで作り込めるので使ってて楽しいし、初心者の方でも色んなエフェクターを試せるので理解が深まるのが早くなるというメリットがありますよね。
これが一昔前ならCUBEシリーズをオススメしていたのですが、今となってはKANATAシリーズがマストで一強なのかなーと。
各社様々な初心者向けミニアンプを出してますが、私としてはKATANA HEAD MKⅡとまでは言いませんが、KATANA:GOは持っておいて損はないぞって感じですね。
まとめ
KATANA HEAD MkIIは、
- 音質
- 機能
- コストパフォーマンス
この3つのバランスが非常に優れたアンプです。
初心者から上級者まで幅広くおすすめできる1台と言えるでしょう。
特に『これから音作りを楽しみたい』『1台で長く使えるアンプが欲しい』という方には自信を持っておすすめします。
こんな人におすすめ
✅ 初めて本格アンプを買う人
✅ エフェクターをたくさん揃えたくない人
✅ 自宅練習もライブも1台で済ませたい人
✅ YouTubeや宅録を始めたい人
✅ 音作りが好きな人





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