Aria Pro IIからコスパ最強クラスのPJベース『B-60 STBR』が新登場。落ち着いた見た目とは裏腹の変態仕様ですよ。
正直このベースヘンテコすぎてスルーしようと思ってました、巫秋月(かんなぎしゅうげつ)です。
基本的にAria Pro Ⅱの竿は動画で紹介するようにしていますが、JETはまだしもTEG-780に続いてこれどこの層を狙って開発したのかって話じゃないですか。よって紹介しようにもしづれぇなってのが本音なんですよ。
しかしながらこういう攻めた変態スペックを出してくるAria Pro Ⅱが私は好きだし、テンプレばかりの軽音楽業界でオリジナリティを追求しているブランドを腐らせるのは1人の機材オタとしては見過ごせねぇって事で以下本編。
※この記事にはプロモーションリンクが含まれておりますが、私の実際の経験と調査に基づいて書いております。ご安心ください(´ω`*)
B-60 STBRとは
Aria Pro IIの楽器名称は『シリーズ名+定価+色』が基本ですが、これは『B-60』という名称のベースになります。なのでシリーズ化するなら『B-60+色』かな。恐らく実験機というか、これまでにないポジションを埋めに行った感じのスペックなので上位グレードとか出てくるなら『JET→JAY』の時と同じで『B-60→N-1200』とかになると予想してます。
STBRは『Stained Brown』の略で、木目を生かしたブラウン系の色になってますね。
インドネシア製で、税込定価は46,200円。
初めてのベースやサブ機に丁度良い価格帯で、これぞAria Pro Ⅱって感じがします。
基本スペック一覧
公式スペックから抜粋。
- ボディ材:メランティ
- ネック材:メイプル
- 指板材:アマラ・エボニー
- フレット:ステンレス、24フレット
- スケール:864mm
- ピックアップ:BPI-1(フロント)、BJI-1(リア)のPJレイアウト
- コントロール:2ボリューム、1トーン
- ブリッジ:VFBI-1B
- ハードウェア:ブラック
- 仕上げ:STBR(Stained Brown)
- 重量:3.58kg
ボディ&ネック材について
ボディ材のメランティは東南アジア産の木材で、マホガニーに近い音のキャラクターを持つと言われている材ですね。
中〜低価格帯のインドネシア製ギター・ベースでよく採用されているヤツで、コストを抑えつつも音の芯を作りやすい素材です。
ネックはメイプルと定番中の定番。締まった音とクセのない鳴りが特徴。ネックシェイプは情報が無いけれども、スペックやコンセプトを見る限りC~スリムCの範囲内と思われます。
指板&フレット材について
エボニー系は指板が硬く、レスポンスの良さやアタック感の出やすさが特徴。
同時に、フレットはステンレス24Fを採用。ステンレスフレットはニッケルフレットに比べて硬く、耐久性が高いうえにサスティンも伸びやすいという特徴を持っています。
この事からPJタイプで物足りないと感じていたアタックの速さとハイの抜けを補っている事が伺えますね。
あとアマラ・エボニーを採用している辺り『ナチュラルな見た目感』を大事にしているのも伝わってきます。
ピックアップとコントロール
ピックアップはBPI-1(P型)とBJI-1(J型)を組み合わせたPJレイアウトとなっております。PJタイプはプレべの図太さとジャズベの抜け両方に対応出来るのと同時に、どちらにも属さない中途半端な音なので人を選ぶっていう弱点もありますね。ちなみに私は最初のベースがPJタイプで、その後一切の浮気もせず8年程度付き合った事もあり(この間ギターは3本に増えた)、PやJよりPJの方が好きだったりします。
コントロールは2ボリューム・1トーンのシンプルな構成で、PとJのバランスを直感的に調整出来る扱いやすい仕様になってますね。3バンドEQが無いのも初心者が迷わずに済んで良いと思います。
ブリッジ・ハードウェア・仕上げ
ブリッジはVFBI-1Bとオリジナルパーツを使用。
ハードウェア類はオールブラックでまとめられていて、STBRの木目カラーとの相性も良いですね。
重量3.58kgという軽さ
Aria Pro ⅡのベースはB-60に限らず基本軽いモノが多いですね。実際3.58kgというのは一般的なエレキベースの中でもかなり軽い部類に入ります。ほぼギターだよこれ。自転車通学する人とかにはめっちゃありがたい事ですよ。
まとめ
B-60 STBRは決して万人受けするモデルではないですが、刺さる人には刺さると思います。少なくともPJタイプが好きで安価なモデルでステンレスを採用した竿が欲しい方は他に選択肢が無いわけですし。
税込定価は46,200円ですが、実売は新品で37kを切る程度の値段となっております。正直スペックから見ても十二分にお買い得だと思いますし、改造のベース機としてサブに持っておくのもアリなんじゃないかなと。
この業界売れ筋ばかりで似たり寄ったりな製品が多く、異端な竿は排除されやすいという一面があります。なのでこういうベースは買える時に買っておかないと次は無い、なんてことが当たり前なので気になったら是非一度試奏してみて下さい。
少なくともこのスペックのベースを弾いたという経験値は貯まりますから損は無いですよ\( 'ω’)/








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